今宵は酔いの余韻に浸って、カクテルと音楽に酔いしれてみる。

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時の回廊を巡って

BARのイメージはどんなでしょうか。蝶ネクタイをしたバーテンダーが、カウンター脇に凛々しく立つ姿が目に浮かぶものの、どこか敷居の高いイメージがあるかもしれません。風合いのある木肌をしたカウンターには、色とりどりにフルーツが盛られ、棚に並ぶ色彩豊かなリキュールも、磨かれたカクテルグラスも、グラスを濡らす透明な氷ですら、昔みた映画のワンシーンがそのまま現実になった感じ。中にはドレスコードが設けられたオーセンティックなBARもあります。BARに行くために正装をするというのも大げさですが、そういったドレスコードがあるが故に、自身もいつもと違う自分を演じているそれもまた心地よかったりするものです。
一方で、ビリヤードテーブルのあるプールバーや生演奏が聞けるライブバー、カジュアルBARなど、その形態はさまざまあります。ダウンライトが照らすカウンターからは、小気味のいいシェイカーを振る音が店内に踊り、BGMと溶け合ってなんとも心地よい。少なからず日常の異空間には違いありません。
まるで時の回廊をめぐるように、今宵だけの美味しいカクテルと出会いたいですね。

グラスを満たす色香

カクテルは、飲んで楽しむ前に、出来上がりを見る楽しみがあります。好みのリキュールを選び、作り、グラスに注ぎます。見て楽しみ、香って、そして味わう。(その余韻もその時の会話も美味しさのスパイスです)カクテルは自分の好みの他に、カウンターの並びに座ったお客さんのオーダーまで意識してしまいます。これは、カクテルのチョイスにその時の気分とは別の、自分なりのこだわりというか儀式的な感覚があるのかもしれません。
カクテルの楽しみ方には、味から選ぶ他に、色から選ぶ楽しみ方もあります。また、カクテルは作り手によって味わいも変わってきます。色が人間に与える影響は意外と大きいものです。 あるいは、その人間の個性が持ち合わすその人らしい色や、その人が好む色。色はその人間性としての主張要素とも言えるのかもしれません。そんなグラスを満たすカクテルの色香は、いわばアーティスティック。

カクテルと過ごす

味覚はそのカクテルの色や香り、シュチュエーションやお店の雰囲気、そこにある会話によって大きく影響されます。それだけ人間の感性は敏感であり、美味しい色という観点から見れば、必ずしも目に映るものだけが感性を満たすわけではありません。
カクテルの歴史は古く、今現在もそのカクテルの作り方や、色、味わいに魅了される理由はそのカクテルが持っているストーリーにあるのかもしれません。カクテルの語源は諸説あるものの、カクテルの名称には地名や人物に由来しているものが多い。そのルーツを辿り時にバーテンダーにそのストーリーを聞いてみれば、この一口が忘れることの出来ない一口になるでしょう。

富士市厚原のライブバーENは、前述したオーセンティックなBARとは異なります。入口の扉にはギターのネックがしつらわれ、扉をぬければカウンターよりも先に、所狭しと並んだ楽器に目がいくかもしれません。ステージにはいつでも音が出せるように楽器がセッティングされていて、BARでありながら、生演奏も楽しめることがENの特徴といえます。
和食の経験のあるマスター、JIN氏の手料理も乙なもの。カクテルにさらなる彩りを添えてくれるはずです。店名であるENは、人とのつながりを表す『縁』や『まるの円』を意味していて、「人と人とが手をとりあい、大きな円になっていければ」という願いも込められいる、と語ってくれました。もっとラフにBARカクテルを楽しみ、今宵だけの美味しいカクテルを、そして生演奏の余韻の中、生音がこだまするカクテル空間で美味し色を見つけてみてください。

取材協力/LIVE BAR ~EN~

 

LIVE BAR ~EN~ (えん)

静岡富士市厚原2092-2

TEL/   0545-71-9048

Blog/  http://liveen.blog.fc2.com/

営業時間:open 20:00~ close

 月~水はレッスン使用のためBARは休業となります。

 木~金曜日は通常営業

土曜日は各種イベントを開催

 定休日:毎週日曜

 プロミュージシャンのライブ出演もお楽しみいただけます。 

 

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