ここは富士市にある米之宮浅間神社。
昔からこの国の米穀発祥の地として、お米をご神体としていることから「米之宮」と名付けられているこの社。市街地に位置し、目の前は車通りも多い場所にも関わらず、木々に囲まれているため静かで昔と変わらないゆったりとした時間が流れています。
神社には公園が隣接されているということもあり、周辺に住む親子の姿を普段からよく目にすることができ、慣れ親しまれている場所。
祭事時、初詣に始まり、二月の節分、たくさんの桜が満開になる春の桜祭り、五月の例大祭の時期にもなれば、毎年多くの人で賑わいを見せ、いまなお人が寄り添う場所であり、大切にされ続けている場所なのです。
小さな石鳥居をくぐると目に入ってくるのが御神木。『家庭円満』がご利益の一つとあるように、こちらの御神木はクスノキとムクノキが寄り添う“夫婦木”として古くから愛されて続けている米之宮浅間神社の象徴とも呼べる存在。
その先の境内に進むと、朱と白のコントラストが色鮮やかな拝殿が姿を見せ、時を止めたかのような日本の情緒を感じられる時間が待っています。そんな日本の情緒に身を投じると、先人達から受け繋いできた心や文化の美しさを改めて感じることができるかもしれません。
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