楽しみにしていた休日。「たまにはゆっくり過ごすのも良いな」と思い、ふらっと足を運んだ馴染みのお店。ひと息つくのに選んだのは、いつもとは気分を変えて中国茶。急須に茶葉を入れてお湯を注ぐとたちまちに広がる良い香り。香りを楽しんでから、ゆっくりと味わってみる。そしてほっとひと息。すると心がすとん、と落ち着いてとってもリラックスできた。中国茶ってなんか良い。ゆるやかな風を感じる今年の夏。
緑茶や紅茶、珈琲ほど日本の文化に浸透していない中国茶。烏龍茶と言われると馴染みはありますよね。でも中国茶ってもっと広くて、楽しみ方も色々。「聞香杯」という香りを楽しむための茶器があるほど、香りを重視する文化があり、茶器選びも楽しさのひとつになっています。
日本の茶道のように中国茶にも作法はあるけれど茶道ほど硬くなくて、ゆるやかな規律の中で味わいと、それを楽しむひと時を大切にしているので、敷居が高いわけではないんです。
「普段着のような気楽さ」。そんな気持ちで中国茶と接しても良いんじゃないかと思います。
取材協力/チャイナカフェ炎
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