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 天気のよい朝。園児たちを迎える先生の「おはよう」の元気な声。それに応える子どもたち、そして保護者も負けじと活気に溢れる気持ち良いほどの挨拶。
 みんなを我が子のように想い、それぞれ違う豊かな個性あふれる子どもたちと信頼関係を築きあげ、ひとつひとつの成長に一喜一憂する。幼稚園や保育園で働く人たちには、優しさや母性愛をイメージする色がよく似合います。
 「人とふれあい、音楽やたくさんのイベント。何よりも子どもたちの成長が楽しい。こんなに達成感のある仕事は他にないんじゃないですかね」と口をそろえるのは、はらまち幼稚園のゆりえ先生とたみこ先生。幼稚園と保育園を併設するこの場所では、園児・先生・職員・保護者がみんな明るい笑顔でいっぱいという印象。お互いが尊敬しあい、子どものためにどこまでも楽しむという温かな雰囲気に満ちています。
 園児と接する時間だけでなく、様々な対応や催しの準備。気をもむこともあるはず。それでも「ひとりひとりに寄り添って」。そんな印象的な言葉を聞くと、なぜだか安心感を覚え、そしてちょっと嬉しくなってきます。
 ふたりの先生だけでなく、はらまち幼稚園では人を慈しむ想いのピンクを内包した元気のよいオレンジやおひさまのような黄色もよく似合うのではないでしょうか。
 幼稚園で感じたはぐくみのピンク。たくさんの笑顔と活気。そして何よりも優しさがたくさん詰まっています。