再考家の性能について(耐震性能編)1

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

前回まで家の断熱性能についてのお話を書いてきました。
でも家づくりには計画する前に知っておきたい事がまだまだたくさんあります。

今回からは断熱の後は耐震、お金の事、土地の事、プランニング、内装の事など
いろいろなテーマで書いていきたいと思います。

今日のテーマは「家の耐震性」

これからの家づくりを考えた場合、家の耐震性を考えていくことはとても大事です。

これから私なりの家の耐震性についての提案をしようと思います。

1.まずは耐震等級を3にする。

耐震等級1は建築基準法によって定められている最低基準。
建築基準法で定めた最高基準の耐震等級を3にして地震に対する家の強度を上げる。

具体的には耐力壁を増やし壁の補強。
筋交いと耐力面材を併用して地震に強い壁を増やす。
当社の家のお薦めの標準仕様の耐力壁はダイライトの採用。(この内容については又お知らせします)

床と屋根を強くする。

具体的には?

特に2階の床の下地は28mmの構造用合板にする。(剛床構造)
当社の場合2階の床だけでなく2階の天井部分にも構造用合板を標準採用。地震による建物のひねりを緩和します。
柱や土台、柱や桁、梁の接合部を金物などで補強して強くする。
地震時に大きな力がかかる基礎鉄筋の補強。(この内容も後日お知らせします。)

これらで補強して骨組みを強くします。

2.制振装置を付ける。

耐震性能を上げるということは、上記の方法で構造をガチガチに強くすることになります。
ただそれだけだと、木造住宅の本来のしなりの部分もなくなり建物の部分損傷も起きやすいので
制振装置をいれ揺れの強さを吸収します。

3.そしてこれが一番大事だと思いますが、木造住宅でも構造計算をすることです。

2階建て木造住宅の場合、建築基準法で構造計算をしなくてもいいとされています。
とは言っても建築基準法で定められた一定の計算方法と仕様規定を守る必要がありますが
大規模建築物に必要な許容応力度計算等の構造計算は求められていません。

「4号特例」 「審査の簡略化」

ただ、2016年の熊本地震のような大きな地震があったり、将来必ず来るであろう
南海、東南海、東海地震に備える意味もあり、2階建て木造住宅も構造計算をやって
根拠のある耐震補強をやることをお薦めしたいと思います。

当社の場合、家の許容応力度計算等の構造計算は必須で標準仕様です。

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