今日は外壁材のメンテナンスについて書きます。

こんにちはアスカ工務店の遠藤です。

前回、家に使われる素材。
特に屋根や壁、窓に使われる素材によって将来かかるメンテナンス費に差が出るという
話を書きました。

前回は屋根について書いたので今日は外壁材について書きます。

1.サイディング

サイディングには、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、
樹脂系サイディングの4種類があります。

ただ一般的には窯業系と金属系サイディング、木質系サイディングをよく使うのでこの3点について書きます。
屋根の時にも書きましたが、ここではメンテナン スの話なので個々の詳しい特徴は省きます。

窯業系サイディングの特徴

 ネットより

セメントと繊維によって作られています。デザイン性が高く種類が多いです。
板の厚さにより価格が変わります。
今採用されている住宅の外壁材のシェアは80%を超えていると言われます。

価格、施工性、デザイン性など窯業系サイディングを使うメリットは大きいです。
ただ、気になるデメリットもあり、その一つが家の防水性を保つ役割のシーリング箇所が外部に
露出している事です。

    シーリング材の施工方法(ネットより)

これはどの窯業系サイディングでも共通しています。

日本の風土は雨多く湿気も多いです。常に太陽の紫外線、雨にさらされているシーリング材は
劣化しやすく、交換などメンテナンスを怠ると壁の内部に浸透してきます。
浸透すれば内部の木材などを侵食します。

 

 ネットより

(ネットで見つけたシーリングの劣化、剥がれ)

そのためメンテナンスとしては定期的は外壁の塗り直しが必要ですが、先程書いた防水材のシリーリング材も
交換する必要があります。

金属系サイディングの特徴

 ネットより

屋根の時に書きましたがガルバニウム鋼板などの金属サイディングは表面の保護メッキが腐食し、
本体の金属に錆を発生させます。対策として表面の塗り直し等の定期的メンテナンスが必須です。

 ガルバニウム鋼板の錆(ネットより)

木質系サイディングの特徴

 ネットより

天然の木を加工して作られたサイディングになります。木目の質感や味わいがあり、オシャレな建物にしたい人に人気でもあります。
ただ、材質が木なので水に弱く腐食がしやすいので、こまめなメンテナンスが必要です。

(木質系サイディングの汚れ これをほっておくと劣化につながります。)ネットより

 

後樹脂サイディングも外壁材としてはありますが、あまり使われないのでここでは省きます。

外壁材に使われるサイディングはいろいろありますが、それぞれの特徴をいかした外壁の塗替えが必須です。

次回は当社のダブル断熱工法のメンテナンスを書きます。

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