一日24時間。この「時間」は地球上の生物みんなに平等に与えられているものです。ただし、この時間を有効に活用できるか、寝て過ごすか、暇をもてあそぶかは、人それぞれ。
一日の終わり、就寝の前に「今日もいい一日だった」思えるように過ごしたいですね。
一年の系は元旦にあり、「一日の計は朝にあり」というように、朝の過ごし方は、その後の一日に大きな影響をあたえるます。最近では「朝活」というキーワードをよく耳にします。
タイトルにある「目覚めのコーヒーの飲み頃って一体いつなの?」ですが、実は朝起きてすぐに飲むコーヒーよりも、目覚めてから1時間後くらいしてから飲むコーヒーのほうが、コーヒーが持つ効果を最大限に引き出せるようです。これはホルモンの影響によるものが大きいようですが、あんまり難しいこと書いてもアレなんで、なにはともあれそのほうがいいようです。
「必要な時に投与する」は、薬理の原則のひとつ。これを守らなければ、同じ投与量に対して耐性を持つようになってしまいます。つまり、朝のコーヒー1杯の効果が、薄れてしまうのです。
コーヒーの効果っていろいろ。
コーヒーにはカフェインが多く含まれおり、このカフェインによる作用で大脳皮質が刺激され、眠気や疲労感の緩和、そして集中力(思考能力)の増加を促す作用が働くとのことです。(科学的に言うと)
よく受験勉強中に学生がコーヒーを片手にデスクに向かうシーンを見たことがあるかもしれませんが、これはコーヒーの効能を表現した典型的なワンシーン。
他にも、呼吸機能や運動機能の向上、二日酔いの予防効果(個人的には味噌汁です)偏頭痛緩和、(コレステロール値を下げる効果などいい事ばかり。(ただし飲み過ぎには注意しましょう)
人間には、もともと体内時計というものが備わっています。日中は心も身体も活動状態となり、夜になれば自然と眠くなるのはこの体内時計によるもの。この体内時計は、少しずつ誤差がでたり生活習慣によって乱れたままになったりと、体内時計は意外と不安定なもの。
一日の始まりは、カーテンをひらいて太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ一日のリズムを整えてくれます。
そして、ストレッチなんかをしながら、洗面台にいき顔を洗い歯を磨く。朝食の準備をしながら新聞に目を通す。そして一日のスケジュールをシュミレーションしてみる(起きて40分位経過)
焼きたてのパンの香りがリビングに漂うころ、(このあたりで大体一時間位)そして、ようやくコーヒーに口をつけるという寸法です。
実際は、朝バタバタで余裕をもってなんてとんでもございません!と思う方も多いと思いますが、優雅な朝を過ごすことで、有意義な一日が過ごせるかもしれません。
文/渡邉 達也