梅雨明けが待ち遠しいですね。
梅雨の晴れ間はありがたいですが、車を洗うとなぜか雨が降りだす「マーフィーの法則」の術中にハマりやすいAB型の渡邉です。
そもそも、A・Bテストとは何だろう?
この質問について一言で応えるなら「2つある選択肢のうちにAかBどちらが良い結果をもたらすか。」という応えになるかと思います。
広告効果を測定するために、異なるデザインやコンテンツを同じ条件の中で運用し測定。結果的に効果の高いデザインやコンテンツを採用するという考え方で、一般的にはウェブサイトのランディングページの最適化に採用されることが多いようです。
これはウェブページのデザインやレイアウト、サイト内の導線を最適化するために重要な要素だと考えていますが、もちろんウェブサイトランディングページに限らず、メールマガジンやバナー広告などでも利用される手法です。
ちなみに、ABテストは、スプリットランやABスプリットテストと呼ぶこともあります。
例えば、ユーザーが実際にその広告AとBを見てどちらがクリックされるかどうかをテストします。テストの目的は、認知度向上はもとより製品の売る上げや高読者数、特定ページヘのアクセス数を増やすことにあります。
なぜA・Bテストが重要視されるのか?
オンラインショップを運営されている担当者の方であれば、少なからず写真の重要性や商品に対してのキャッチコピーの重要性は把握していると思いますが、基本的に売上を増やすためには、より多くのユーザーにアクセスしてもらうこと。もう一つは、ショッピングサイトに訪れたユーザーが実際に購入するようにするコンバージョン数をあげることがポイントとなってきます。
ユーザーを増やすことは、PPCやSNSを活用することで増加を期待できますが、既にある程度のユーザーがアクセスしている場合には、新たなユーザーを呼び込むより、既にアクセスしているユーザーんび対して購入を促進する方が、効果的に売り上げを伸ばすことができるでしょう。
A・Bテストはどのように行えるのか?
A・Bテストは基本的に、ウェブページやバナー広告を2通りのバージョンで作成した後、アクセスしてもらいたいターゲットページを作成します。 ウェブページ、バナー広告などのそれぞれのAとB2つのバージョンを、同じ条件の期間や人数にランダムに表示させます。
例えば、1,000人にAバージョンの画像を表示し、1,000人にBバージョンを表示します。AとBどちらがターゲットページにアクセスしたの、その結果を検証して、より効果があったバージョンを今後採用したり、さらに最適化を行うために新たなA/Bテストで使用したりできるのです。
ABテストには、時間もコストもある程度必要では有りますが、より効果を引き出すためにこういったユーザーのリアルな反応を見るためのABテストが必要になってきます。