まさに、It’s a beautiful day!  2014年朝霧JAM

2014年10月11日(土)12日(日)の2日間に渡って静岡県富士宮市朝霧高原で開催される野外フェス「朝霧JAM」。
今年で第14回を迎える朝霧JAMには、毎年10,000人くらいの参加者で会場が埋め尽くされ、そのほとんどの方がキャンプインして一夜を過ごします。
10月中旬の開催ということで、オンシーズンの最終イベント。いってみればキャンプイン・野外フェスの大トリとも言えるのかもしれません。

会場である広大な朝霧ジャンボリーオートキャンプ場は標高900メートル。
この時期の日中の平均は気温23度。

10月半ばに差し掛かるころ、朝霧高原は一足先に秋色を深め、朝霧周辺は日が沈めば急加速的に気温が下がります。この日の最低気温は15度。夏から秋そして冬の訪れ予感させます。

今年の朝霧JAMは、連日のニュースでも報道された猛烈な台風が迫っている時で、開催の可否を決定づける台風の動向に参加者たちは目を見張り、開催決行の知らせを首を長くして待っていたでしょう。

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会場に近づくにつれて、野外フェス特有の空を駆けるLIVEサウンドと大地を震わすリズムの響きが、あたり一帯を包み込み体の中からじわじわと熱くなっていく感覚は野外フェスならではの興奮を覚えます。
すり鉢状の朝霧オートキャンプ場には、ステージを中心として扇状にキャンプ・インした参加者たちが色とりどりのテントを張りめぐらせ、思い思いのファッションに身をまとい、朝霧JAMの会場に漂う不思議な時間の流れを思う存分味わって過ごしています。

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ステージ前でビールを片手に踊りだす人。子どもたちとシャボン玉をしている家族の姿。屋台で買ったご当地グルメを口いっぱい頬張り、仲間と談笑する人たち。地面に寝そべり空を仰ぐ人。とにかく乾杯ばかりするグループ。恋人と見つめ合って自分達の世界を楽しんでいるカップル。

子ども連れの家族や、気の知れた仲間、同僚、お年寄りのカップルなど、あらゆる世代が朝霧JAMを楽しんでいます。

ジャムの由来とも言える、どうな人でもどんな年齢であっても、どうなジャンルでもいわゆるごちゃまぜのジャム感がなんとも心地よい。
夜に備えて、会場の所々には大きな焚き火が設けられ、夜空を火の粉が幻想的に舞っている。自然と焚き火に集まる人は、日常とはまったく違う光景に目をキラキラさせ、そして心を踊らせているに違いない。

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会場には、地元食材を使ったローカルフードからアジアン・エスニックなどさまざまな飲食ブースがおよそ30店が出店。またマーケットエリア、ワークショップなどさまざまなファシリティが軒を連ね、会場をさらに賑わせています。

会場内をぐるぐる回っていると、あちらこちらでボランティアスタッフの活動を目にすることがあります。

そう、この朝霧JAMの運営には、以前の記事でも紹介した多くのボランティアスタッフ」の懸命な活動と協力があり運営されているということを忘れてはなりません。

彼らは、通称「朝霧ジャムズ」と呼ばれ親しまれています。朝霧ジャムズのボランティア活動は多岐にわたり、会場整理、環境スペースの整備、キッズランドの設営などを行うほか、このフェスを盛り上げるため、そして参加者が安心安全に楽しめるようにさまざまな配慮と懸命な活動によってこのフェスが成り立っていると言っても過言ではありません。

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毎年約200人の当日ボランティアスタッフが、朝霧JAMS’のモットー【笑顔と元気のおもてなし】で全国からの来場者を迎えます。
もし、会場で見かけたら、一声「お疲れ様!」と声を掛けてみてください。
きっと最高の笑顔で「ありがとう!」と返してくれるはずです。
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夜の帳が下り、時折霧が覆う会場では、初日最後のタイムテーブルを飾るSOIL&”PIMP”SESSIONSのライブが始まります。
それと同時に会場のボルテージも最高潮とななりました。

 

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2014.10.11朝霧JAM  SOIL&”PIMP”SESSIONS

やはり、野外フェスの魅力は開放感もさることながら、自然の中で音楽を体中で感じ、参加者それぞれ自由な楽しみ方ができるからなのかもしれません。そこでの人との出会い、共有できる時間を過ごすことで、よりナチュラルにお互いの距離を近くに感じて、自然と仲間意識が生まれる。

「今日という日は2度とこない。だから思う存分楽しもう」って参加者だれもが思っているように感じます。

2日間開催された朝霧JAM。
心配されていた台風の影響も少なく盛大に開催された朝霧JAMも盛況のうちに幕を閉じました。
音楽のジャンルを越えて、世代を越えて楽しめる野外フェス「朝霧JAM」来年も楽しみです。

 

朝霧JAM オフィシャルサイト http://smash-jpn.com/asagiri/
朝霧JAMS オフィシャルサイトhttp://www.asagirijams.info/

 

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