
LINEは先日8日、一般のユーザーが制作したスタンプの販売を開始しましたね。
今は、自ら制作したものが、「note」や「LINE Creators Market」などウェブ上のチャネルを利用じて販売し、収益をあげることが出来る時代です。先日「note」の記事にあるように、クリエイターとよばれる職業は決して特別な人間というわけでもなく敷居の高い職業でもありません。
極論言ってみれば、ちょとしたクリエイティブとアイディアと努力があれば、レベルは違えどクリエイターになれる時代です。
LINEユーザーは、2011年6月23日にサービスを開始して以降、ユーザー同士で、音声・ビデオ通話、スタンプメールが楽しめるコミュニケーションアプリとして世界でユーザーを増やしています。
その数は、4億人を突破。
LINEは、コミュニケーションインフラとして、プライベートだけでなくビジネスでも活用されるようになってきました。
4月17日から「LINE Creators Market」の登録受付を開始しており、現時点でクリエイターの登録数は約30,000人を超え、登録申請されたスタンプは5,000セットを突破しています。なお、クリエイター登録者のうち、日本国外のユーザーが約4割を占めるなど、グローバルでのスタンプの制作・登録が始まっています。
一般クリエイターの自作スタンプは、LINE STOREの「クリエイターズスタンプ」ページから購入ができます。
クリエイター登録から販売までの流れ
①クリエイターの登録
必要事項を入力してクリエイターの登録を行います。
②テキスト情報とスタンプ画像の登録を行います。
タイトルやスタンプ説明文等のテキスト情報を登録します。
販売するスタンプ画像40個、メイン画像1個、トークルームタブで使用する画像1個の合計42個をアップロードします。
③スタンプ審査
スタンプの登録が完了したら、販売基準に満たしているか審査を行います。
④販売開始
審査通過後、リリースボタンをクリックするとLINEウェブストアで販売がスタートします。
販売価格は1個100円です。
⑤売上の受け取り
登録した口座に売上の50%が振り込まれます。
ガイドライン
- 日常会話、コミュニケーションで使いやすいもの
- 表情、メッセージ、イラストが分かりやすくシンプルなもの
NGなスタンプ
- 日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
- イラストでないもの(例:写真や顔写真など)
- 視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
- スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
- 公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの
ますます、個人クリエイターの活動の場所が増えてきそうですね。
文/渡邉 達也