平日の夜は約30分。週末はまさかの約2時間。
店舗にもよりますが、待ち時間が長く『ある意味、観光地』と評される静岡限定のチェーン店、炭火焼きレストランさわやか。
“丸いからカロリーゼロ”と自分で諭し、お肉に食らい付く平日の夜。
友人や両親と一緒に歓談しながらお肉に食らい付く週末。
どのくらいの頻度でさわやかに通うかと訊かれたら、結構行く。と私は答えると思います。
ちなみに、この前の週末も1度もさわやかに行ったことがない母と一緒に行ってきました。
私の鉄板メニューは、定番中の定番。
げんこつハンバーグに並盛りのライス。
オニオンソース派で、この塩っ気がライスと相性抜群だと感じています。
さわやかのハンバーグには沢山の魅力が詰まっており、焼き加減、味付け、香り何をとってもピカイチです。
食べるためだけに、県外から足を運ぶ方も多いとか。
だからこそ、私は疑問に思うのです。
そのくらい人気のあるお店にも関わらず、なぜ静岡県内のみで店舗展開するのだろう?
全国展開してしまえば、47倍の売り上げ(単純計算ですが)に繋がるのでは?と。
しかし、実は県外に展開しない理由がちゃんとありました。
それは、
お肉の品質管理のため。
さわやかのハンバーグは『中が少し赤い程度』の焼き加減が推奨されています。(店員さんからも注文時に言われますよね。)
ミディアムレアの状態で美味しく食べるためには、お肉の品質管理がとても重要。
専門の工場(本社:静岡県袋井市)で製造・加工されたお肉は、その日中に各店舗へ届けられ、余らすことなくその日中に使い切らなければなりません。
逆にさわやかを全国展開してしまうと、工場からの距離も遠くなり、お肉の品質も落ちてしまいます。
地元から離れず、地元の方を大事にする。
さわやかが長年愛され続ける理由は、そこにもあるのでしょうね。
さて、拙い文章で“さわやか語り”をしてきましたが、調査する中で「全然知らなかった~!!!」という事実が沢山出てきました。
例えば、
禁断の「ミックスソース」
え!?オニオンかデミグラスのどっちかじゃないの!?と衝撃を受けました。
通常料金+1杯50円で両方の味を楽しめるのだそうです。
店員さんにハンバーグを半分に切ってもらい、片方にオニオン、もう片方にデミグラスをかけてもらう。
こうすれば、無理にハンバーグの量を増やす事なく、2つの味を楽しむことができますよね。
まさに一石二鳥。
何回も通っているからよく知っていると思いきや、さわやかのことを実は何も知らなかった私…。
よく考えたら、中身が赤くない焼き加減のハンバーグがどんな味なのかも知りません。
さわやかに対して謎は深まるばかりですが、奥深いのも事実。
これからもっともっと通って、その魅力を更に探っていきたいと思います。