富士宮市青木平「英国風カントリーハウス」の家では「セルロースファイバー」を壁内や天井に吹き込みました2

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

富士宮市青木平の家「英国風カントリーハウス」では当社のオススメで
ナチュラルアスカの家で標準採用している断熱材「セルロースファイバーを壁内や天井に
吹き込みました。

今日は昨日に引き続きセルロースファイバーを使うメリットのおさらいをします。

2.防火性能

セルーズファイバーは新聞紙をリサイクルして粉砕して使用するエコ商品という話をしましたが、
これを聞いた方は原材料が新聞紙なら簡単に火で燃えててしまうのではないかと思われると思います。
でも実際は燃えることがないのです。

セルローズファイバーに直接火を着けて燃やしてみます。

セルローズファイバーは炭化して少し焦げますが、燃えることはありません。

でもこれはなぜでしょう・・・

それはホウ酸がはいっているからです。ホウ酸とはよく目医者さんで目を洗らう薬です。
ホウ酸団子としてゴキブリを寄せ付けません。

ホウ酸が入っているため、難燃性があります。ホウ酸はものに吸着すると一瞬にして相手から水分
(正しくはマイナスイオン)を奪う性質があり、乾いた相手(この場合は新聞紙)はすぐ燃えます。
ただ、表面だけ燃えると、今度はホウ酸がまた水を相手に戻す性質があるため、それ以上燃え広がりません(燃焼・延焼防止)。
ですから難燃材料として、建物外壁材の下地としてに使える事ができるのです。

国土交通大臣:準不燃材料の認定も取得しております。

3.防虫効果

ホウ酸は、自然界に海水などに含まれているのですが、植物の必須微量元素であることから、
人間も野菜や果物を食べることで日常的に摂取しているものだそうです。
そして人間の場合万が一大量に摂取しても腎臓によって短期間に排出されるそうです。
でも腎臓を持たないシロアリやゴキブリには毒となるらしく
セルロースファイバーに防虫効果があると言うのもこの意味からです。

ホウ酸はホウ酸団子としてゴキブリ駆除に使われます
セルロースファイバーはこのホウ酸を20%ほど含んでいます。

それに、揮発や分解によって滅失することのないホウ酸は、効果が目減りしません。
風雨に晒されなければ、半永久的な効果が期待できます。

次回はこの続きを書きたいと思います。

富士宮市青木平「英国風カントリーハウス」の完成見学会を4月28日29日30日ぐらいで開催する予定です。

詳しくは当社ホームページでお知らせします。 予約制の予定です。   

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