富士宮市富士見ヶ丘の現場では基礎工事が進んでいました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

現場では第三者検査機関(JIO)による基礎の鉄筋の検査が行われていました。

基礎鉄筋工事の完成

基礎とは家の一番下の土に直接接しているコンクリートの部分です。
鉄筋はその基礎の骨の部分で鉄筋の強さが家の強度を決めると言ってもいいと思います。

そしてあまり注目されない基礎の鉄筋ですが、家を支えているという意味ではとても大事です。
特に大事な事は基礎の中の鉄筋の量です。
鉄筋とは基礎の中に入っている鉄の棒のような物で鉄筋の量で基礎の強さが決まるといっても
言い過ぎではありません。

ただ、じゃあ鉄筋をたくさん入れればいうかというとそうでもありません。
基礎の幅は12㎝ぐらいですが、たくさん入れれば肝心のコンクリートがうまくつまらない場合があります。
そうなってしまえば、反対に基礎は不良となってしまいますし工事のコストも上がってしまいます。

そうならないように、要は鉄筋を必要なヶ所に必要なだけ入れる方法があります。

それは構造計算をやることです。
構造計算をやると家のプラン上のどの個所にどれだけの力が地震時にかかるかが分かります。

計算上の大きな地震力がかかる部分に鉄筋を多く入れて基礎自体を強くすることが出来ます。
必要なところだけに鉄筋を増やすので、基礎すなわち家が地震などに対して強くなり、必要以上のコストが
掛かりません。

当社の場合、標準採用で許容応力度計算という構造計算を家のプランが完成した時に全棟実施し
家本体と同時に基礎の地震時に強い力がかかる場所を算出し、補強をしています。

黄色い〇部分は標準的な鉄筋の間隔。赤い部分は構造計算で地震力がよりかかるところを補強した場所。
鉄筋の間隔を狭めて補強しました。

完成時に点検などを行う開口部などの下は強度上弱点になりやすいので鉄筋で下部分を補強します。

最近地震が多いです。
いつ大きな地震が来るかはわかりません。
安心して建てた家に住むためにも構造計算の結果に担保されたしっかりした家づくりは大事です。

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