富士市伝法性能向上リフォームの現場ではインスペクションをしました。

こんにちはアスカ工務店遠藤です。

先日のブログでは、「富士市伝法性能向上リフォーム」のお施主様のリフォームご要望を聞きながら
家全体の状態を見ました。

今回は家の状態をもっと詳しく見ることにしました。
例えば屋根や壁の状況、劣化していないかとか、ひび割れていないかとか、腐っていないかとかを確認します。
この方法を「インスペクション」といいます。

インスペクションとは建物状況調査と言い今建っている家の状況を把握するために行います。
このインスペクションを行うためには決められた講習を受けた「建物状況調査技術者」という
公的な資格が必要です。

と耐震診断ですね。

耐震診断も建築士という資格も必要ですが、診断を行うには「静岡県耐震診断補強診断士」という
静岡県知事からの登録が必要になります。

これらの資格があれば、現状の調査や耐震診断が公的に採用されます。
例えばですが、今回の耐震工事に補助金などをもらうための書類を発行することが出来ます。

まずは、屋根の状態は問題なかったので外壁の状態は

特段、問題はなかったです。
ご実家のお父さんが定期的に外壁の塗装はされたらしく、ひどい劣化やひび割れなどは発見されませんでした。

基礎の状態は


表面の塗り部分が劣化

細かいひび割れが随所に見られました。
ただ、ひび割れの広さが0.5㎜以下だったのでこれも問題にはなりません。
一か所ひどく割れていた基礎がありましたが、これも表面的に割れていたためで内部には貫通箇所はありませんでした。

床下に潜りました。

床下には点検口や畳の部屋から入ります。
昭和の家なので今は常識なコンクリート土間のべたコンクリートではなく、土のままでした。
ただ、シロアリ予防は定期的にされていたようで、シロアリの道、蟻道やシロアリによる腐りも
全くありませんでした。
内部からの基礎のひび割れなどもありません。

屋根裏に入ります。

屋根裏に入る意味合いは劣化など状況を確認することも大事ですが、一番分かりやすいのは雨漏りです。
桁や垂木と言いますが、これらの木の状況を見れば雨漏りがおきているかどうかは分かります。

筋交が見やすいので耐震の状況は把握しやすいです。

後、屋根裏の状況ですね。
この家は想像はしていましたが、天井には一切断熱材は入っていませんでした。
長い間、夏暑く、冬寒い状態だったと思います。

今回のインスペクション(建物状況調査)はこのような状態でした。
築年数の割には、劣化は意外と少なく、お父さんの日頃の手入れの良さを感じました。

今度はいよいよ工事ですね。

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