(郵便編)ダイレクトメールの配送に最適な差出方法

2014年4月1日 まもなく消費税が5%から8%へ増税します。

印刷料金や折込費用など発生する費用に対しても同じように増税されるため、大量の印刷物(封筒や会社案内)など内容にあまり変化がない印刷物や増税後の価格表記の改訂版など、今年に入り駆け込み需要が始まっています。

盲点だった。配送にかかる費用

知ってそうで知らない、郵送の割引適用。

ダイレクトメール配送にかかる費用、いわいゆる配送費(通信費)も同じように増税されます。思ったより費用が掛かっている配送費(通信費)は、ダイレクトメールの数量や製作の仕方(記載内容)で割引が適応されるものも有りますので、チェックしてみてください。

 

サイズと重さの対応について

定形郵便物・定形外郵便物として送ることができるサイズ・重さの一覧表です。

企業がユーザーにおくる郵便物は総称して第三種郵便と呼ばれます。

第三種郵便物

当社の承認を受けた雑誌などの定期刊行物を、低廉な料金で送付することができます。
当社による第三種郵便物の承認のあることを表す文字を掲げた定期刊行物を内容とする郵便物で、開封とし、内国郵便約款の定めるところにより差し出されるものは、第三種郵便物とします。

大量の郵便物・荷物を発送する場合、料金が割引になる場合があります。

下記の表をご覧ください。

同時差出数1通の大きさ条件等特徴
最小最大
広告郵便
2000通以上14㎝×9㎝23㎝×12.5㎝×1㎝
50g以内
(ハガキ、定形郵便物)
定形外郵便物は不可。信書不可。
広告郵便であること。
事前に取扱郵便の商品を受けること。
郵便番号ごと区分しておくこと。
配達に3~7日程度の余裕を持つこと。
はがきサイズの広告郵便を差し出す場合は一番安価。
区分郵便
2000通以上14㎝×9㎝23㎝×12.5㎝×1㎝
50g以内
(ハガキ、定形、定形外)
信書可。広告郵便物でなくても良い。
事前に取り扱い郵便局の許可は不要。
郵便番号ごと区分しておくこと。
定形外郵便物にも適用。送達余裕が無くても可。
広告郵便物と比較して、割引率は低いが内容、スピード面での融通がきく。
ゆうメール
特別料金
500通以上
14㎝×9㎝3辺合計170㎝以内
3kg以内
信書不可。郵便番号ごとに区分けしてしておくこと。
配達に3日~7日程度の余裕をもつこと。
取り扱い差出し事業所に投函。
差出し局において内容を確認しておくこと。
ハガキ以外の定形有文物、定形外郵便物を差し出す際に割安。
5,000通以上の差出しでさらに特別料金。
ゆうメール(大口特約契約業者)
業者による14㎝×9㎝36㎝×25㎝×3.5㎝
基本的に上記「ゆうメール」に同じ。
10,000通以上の同時差出しには関係書類及びデータ提出。
大口契約業者が仲介に入ることにより、上記ゆうメールより安価に差し出せる。
指定上記が必須なため業者に確認が必要。
カスタマーバーコード付郵便
1000通以上14㎝×9㎝23㎝×12.5㎝×1㎝
50g以内
(ハガキ、定形、定形外)
カスタマーバーコード印字で5%割引。
定形外郵便物は不可。
広告郵便、区内郵便等他サービスとの組み合わせで割引率アップ

 

カスタマーバーコードとは。

※あらかじめ郵便物に印字する場合のバーコードがカスタマバーコードです。カスタマバーコードは、原則として差し出しの必要条件ではなく、料金割引を受けようとする場合に印字するもので、あて名印字と同時に印字できるような仕様としています。

 

大口・法人向け料金の計算

 

参照:日本郵便株式会社

文/渡邉達也

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